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うつかんの本棚

うつ病になったアラサー看護師→現在「専業うつ」。病気・読書から得た情報を発信します。

適切な負担は糸(精神)の弾力性を高め、結び目を強くする助けとなる

そらそら(@sorasorautsu)です。
お越しいただきありがとうございます。

 

今回は「適切な負担は糸(精神)の弾力性を高め、結び目を強くする助けとなる」というテーマでお話しします。

 

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「何もしないことをする」治療


 うつ病で苦しむ多くの人は、無気力、虚無感、倦怠感等の精神症状が出現し、何かに取り組む意欲が出ないのが普通です。


 そのようなときは、精神という糸が切れたばかりであり、休養が必要だというサインです。


「何もしていない」ことを責めてしまう人も多いと思いますが、この段階では「何もしないことをする」のが治療なのです。

 

休養についてはこちら↓

 

sorsora-utsu.hatenablog.com

 

何かしたくなったとき

 

 徐々に、何でもよいが「何かをしたい」という意欲が出現してきたら、それは精神症状の出現が弱まり、体調が良くなってきているというサインです。

 

 しかし、ここで注意していただきたいのは、このような精神症状は休養時間と比例して良くなるとは限らないということです。


 良くなったり、悪くなったりを繰り返していきます。

 体調の良し悪しに一喜一憂しないこと、つまり体調が良いからと焦らないことが大切です。

 

結果的に焦らず休養することが治療の近道となることを覚えておいて欲しいです。

 


糸(精神)に徐々に負荷をかける

 

 意欲がある日が増えてきたら、負担にならない範囲で徐々に負荷をかけることをお勧めします。


 最初はほんの些細なことで良いです。

 

布団から出る、髭をそる、髪を整える……
家事をしてみる、買い物へ出かけてみる、人と会ってみる……
……と、昨日できなかった些細な生活を取り戻してみるのです。


 そして、できていないことにではなく、できたことに目を向けます。

 

 可能ならば、できたことを文章化し、可視化するもの一つの方法です。

 

 このような自分の体調に合った負荷は、一度切れて、休養によって結びなおした糸を強くする作用があります。


 少し引っ張るというイメージです。


 その時々に合った適切な負荷は、糸の弾力性を強め、結び目を固く、より堅固なものとします。

 


負荷をかけ過ぎない


 負荷をかけるに当たり、一番注意すべき点は負荷をかけ過ぎないということです。


 焦って必要以上の負荷をかけた場合、再び糸が切れてしまう、結び目が解けてしまうという場合があるためです。


 負荷をかけるとは、それだけで辛いものです。


 些細な負荷であったとしても、翌日にうつ病の症状が強く出現するというのはよくあることです。

 

 そのような場合があったとしても「こんな日もある」と今の体調を受け止め、焦らずに休養することに専念して欲しいです。


 焦らずに日々過ごすなら、いつかきっとこの病とうまく付き合いながら、より自分にとって良い人生を歩めると強くお伝えします。