うつ病は自分を見つめる病
そらそら(@sorasorautsu)です!
お越しいただきありがとうございます。
「うつ病は自分を見つめる病」というテーマで考えたことを書きます。
うつ病による自己の破壊
うつ病は、良くも悪くも今までの自分を壊していきます。
・思うように気持ちが、身体が動かない。
・相手のことまで考えられない。
・人の目は依然として気になるけど、前のように行動できない。
思うように自己を表現できないというのは、想像以上に自分自身を苦しめます。
うつ病は、そんな自分をまた責めて、追い詰め、焦りばかりが先行し……
気付けば、元気だった前の自分に戻ろうとします。
しかし、「元に戻る」、果たしてそれは良いことなのでしょうか。
それは「完治・寛解」といえるのでしょうか。
うつ病は違う生き方を提案してくれる
うつ病になって、自分と向き合って考えたこと、それは……
「自分らしく暮らしていくことがどれだけ困難か」
ということでした。
自分の奥底に隠している、素直な気持ちや感性を、今の暮らしに行動として表現すること。その困難さから逃げるために、楽な「元の自分」に戻ろうとしているのではないでしょうか。
私は、うつ病になって様々なことから文字通り逃げてきました。
情けない、弱い自分を嫌というほど見てきました。
だからこそ、ここだけは逃げたくない。
「自分らしく生きる」ということ。
ここで逃げては、きっとまたここに戻ってくることになる。
弱くたっていい、情けなくたっていい、まずはそんな自分がいることを認め、受け入れることからこの病気の治療は始まるのかもしれません。
そんな自分を、まずはここで表現することから始めたい。自分を見つめなおし、自分を知る、そのきっかけになればよいと思っています。
長々と読んでいただきありがとうございました。
うつかんの本棚
ようこそ「うつかんの本棚」へ!!
初めまして。そらそら(@sorasorautsu)と申します。
初投稿ということで、簡単な自己紹介&ブログでやっていきたいことを書きます。
自己紹介
そらそらは、アラサー看護師です。
しかし、「うつ病」と診断されて、現在無職に。
看護するために看護師になったのに、看護される側になるとは。
でも意外と同じような方はたくさんいるのかも。
病気になって初めて健康のありがたさに気付くものです。
現在は、妻と娘の3人暮らしで、休養しながら「専業うつ」しています。
療養中に読書の魅力に引き込まれました。
作家さんでいうと米澤穂信先生、辻村深月先生、乙一先生、etcを好んで読みます。
生い立ちを含めた、私がうつ病と診断されるまでの経緯はこちら↓
内容について
このブログでは、一患者としてのうつ病闘病生活&本を読むことにより気づいたこと、感じたこと、考えたことをご紹介していきます。
同じような病気で苦しむ人にとって何かしら為になるような……等の大層なことは考えていません。うつ病はひとくくりに「これがいい!」とは言えない、そんな複雑さを兼ねそろえた病です。なので、「こんなうつ病患者もいるんだ。」「こんな考え方もあるんだ。」と、気楽に読んでいただければ幸いです。
→「鬱」+「看護師」+「読書」ということで……「うつかんの本棚」やっていきたいと思います。
皆様、よろしくお願いいたします。